Description
長年、ファッションバイヤーとして
活躍をしてきた金子恵治が、
ヴィンテージ・ディレクターの河田新平と共に、
2025年春夏より
アパレルブランド〈FOUNDOUR〉をスタート。
ヴィンテージを中心とした
過去のアーカイブからいま気になるアイテムを
ピックアップし、
そこから服づくりのアイデアを膨らませ、
パタンナーや工場といった最高のチームと共に形にする。
「FOUND=探し出す」、
「OUR=チーム」という言葉を組み合わせた
造語がブランド名の由来です。
〈FOUNDOUR〉がつくるのは、
単なるヴィンテージのレプリカではありません。
金子の言葉を借りるとすれば
「スタイリングの物語を発見する服」を目指します。
日々上質な服に囲まれる中で、
いつの間にか自身の中で王道が生まれ、
スタイリングに対するアイデアが
凝り固まってしまったと金子は話します。
だけど、ファッションの楽しさは、
目的も由来も異なる服を組み合わせ、
そこに自分なりのストーリーを
紡ぎ出すところにあるはずです。
そうした原点に立ち返り、
ヴィンテージやメゾンブランドといった
いい服にも合わせられる“はずし”となる服をつくります。
たとえば、
一見すると普通のブロード地のシャツでも、
パターンやディテール、
縫製に理由を与えることによって、
遜色なくいい服と合わせられ、
それぞれが引き立て役になることもあるはずです。
バイヤーとして培ってきた審美眼を活かして
“いま着たい服”を探し出し、
アイテムの文脈を掘り下げ、
そこに服づくりの理由を見出す。
そして、ファッションの楽しさを
再発見できる形で提案します。
FOUNDOUR 2025 AW COLLECTIONより、
ZIP BLOUSONです。
ベトナム戦争で勝利をしたアメリカ軍の兵士たちが、
戦時中に使用されたパラシュート生地や
寝具をリメイクしてつくったと言われるベトジャン。
さまざまな資材が用いられたため、
ものによって生地やつくりも色とりどりですが、
今回はヘチマ柄のキルティングを使用した
ジップアップブルゾンをつくりました。
本来はスーベニア用なので
良くも悪くもつくりは適当でしたが、
〈FOUNDOUR〉ではそうしたチープさを残しつつ、
着やすくアレンジしています。
とくにこだわったのはパターンで、
平面的だったものにすこしだけ立体感を加え、
袖を通したときに違和感のない
シルエットを目指しました。
ベトジャン特有の刺繍もすべて排除して、
極シンプルにつくり直しているのもポイントです。
裏地には同色オリーブの
ナイロン素材をあしらっています。
「グランドクルー用のMA-1と合体させた」という
裏ストーリーもぜひ楽しんで欲しいです(笑)。
※モデル着用(174cm) サイズ3(BLACK)、サイズ4(KHAKI)
※モニタの環境により実際の色と多少異なることがあることをご了承ください。
Material
nylon 100% / 中綿 polyester 100%
Size guide
- 3
- 着丈70cm、身幅61cm、肩幅51cm、袖丈59cm
- 4
- 着丈74cm、身幅63cm、肩幅53cm、袖丈60cm